計量経済学の基本的なテーマについて、できるだけわかりやすく解説を行ないます。
- 教科書:羽森茂之「ベーシック計量経済学(第2版)」(中央経済社, 2018年)
- 参考書:福地純一郎・伊藤有希「Rによる計量経済分析」(朝倉書店、2011年)
経済学部における計量関係の授業は、次のようなつながりになっています。これらを一通り受講すると、かなりのレベルにまで到達しますので、意欲のある人は是非チャレンジしてみてください。
「統計学」 |
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「計量経済学」 |
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「経済統計学」 |
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「上級計量経済学」 |
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(入門レベル) |
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(初級レベル) |
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(中級レベル) |
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(上級レベル) |
注意点:
- 授業には、教科書を持参してください。
- 経済学部では、ハラスメントに関しては、十分な配慮を行なっています。もし、私の授業内外の発言で学生の皆さんに不快な思いを与えることがあった場合には遠慮なく申し出てください。真摯に対応します。
- 次のページも参考にしてください(教科書の訂正に関しても記載されています)。
授業内容
- 4/ 8 はじめに
- 4/11 単純回帰モデル、最小二乗法、残差の性質
- 4/15 決定係数、定数項の無い回帰モデル、定数項のみのモデル
- 4/18 Gauss-Markovの定理 不偏推定量と一致推定量
- 4/22 残差分散 標準誤差 t検定
- 4/25 重回帰分析 自由度修正済み決定係数
- 5/ 6 単回帰の罠 重回帰の罠
- 5/ 9 定式化の誤りの影響 線形制約の検定
- 5/13 休講
- 5/16 ダミー変数とその応用
- 5/20 不均一分散
- 5/23 系列相関
- 5/27 確率的説明変数 操作変数法 2段階最小二乗法
- 5/30 時系列データとは 3つのモデル 定常性の条件 モデルの選択